一般ガイド

指輪作り体験の選び方|作り方の違いとサイズ・当日持ち帰りの確認

公開:/特定の施設での体験を前提にしない解説です。

指輪を仕上げる手元と工具

指輪作り体験は、「どの方法で形を作るか」で、その日に持ち帰れるか、サイズをいつ決めるか、料金がどう変わるかが違います。 このサイトに載っている浅草・蔵前周辺の2件は、どちらも当日に持ち帰れる体験です(宝石を留めるなどの一部のオプションを除く)。持ち帰りたい日が決まっているときは、選ぶオプションで受け取りが後日にならないかを、予約の前に確かめます。

この記事は、予約の前の確認の順番を整理した一般ガイドです。特定の工房で体験した記録ではありません。

作り方は大きく3つ

作り方 何をするか 受け取りの考え方 サイズの決め方
用意された指輪を仕上げる 指輪の形(地金)を選び、刻印・模様入れ・磨きをして仕上げる 作業が終われば当日持ち帰れる例がある(このサイトの2件) 体験の前か当日に号数を決め、その号数の指輪を使う
銀粘土で作る 純銀の粉の粘土で形を作り、焼いて銀にする 焼成が体験の時間内にできるかで変わる 焼くと縮むため、縮む分を見込んで大きめに作る
ワックスで原型を作る ろうの一種(ワックス)を削って原型を作り、型に入れて金属に置き換える(鋳造) 鋳造と仕上げの工程が後に続くため、受け取りの日を確かめる 原型の段階で号数に合わせる

用意された指輪を仕上げる方法

このサイトに載っている2件は、この方法です。

  • a.w.s 東京・蔵前店は、11種類のデザインから選び、内側の文字を自分で刻印して研磨します(よくある質問では「主に文字入れと研磨の体験」と案内)。
  • LIBERTAS TOKYO は、シルバーか真鍮を選び、形を決めて模様を入れます。
掲載中の指輪の体験:作れる物・総額(大人1人)・時間・受け取り・選べる仕様(各プランのページの出典・確認日にもとづく表示)
プラン作れる物総額(大人1人・標準仕様1点・任意の追加なし)制作・体験の時間受け取り方法選べる仕様
スペシャルペアリング作りa.w.s 東京・蔵前店11種のデザインから選び、内側の文字を自分で刻印する指輪1本税込 5,900〜8,400円範囲40分〜1時間当日持ち帰り/配送で受け取り(条件付き・目安21日)デザイン:11種類(ハグ、アニバーサリー、カーディナル、エヴァー、クレスト、Vライン、シェープ、クロス、ダイヤカット、ヴェリィ、シグネット)/素材:シルバー925・真ちゅう(ブラス)・ピンクシルバーから選択/サイズ:号数帯ごとに価格が変わる(例:ハグリングは1〜24号)。対応する号数はデザインと素材で異なる/価格の幅:スペシャルペアリングは1本5/刻印(文字入れ):自分で刻印するため費用なし
リングワークショップ「MAKE RINGS」LIBERTAS TOKYOシルバーか真鍮を選び、形を決めて模様を入れる指輪1本税込 3,300円確定1時間30分当日持ち帰り素材:シルバー・真鍮から選択/真鍮の幅と料金:S(幅〜1.9mm)3,300円/M(2〜4.9mm)6,600円/L(5〜9.9mm)9,900円/LL(10mm〜)13,200円(1個・税込の料金例)/シルバーの料金:重さ2.0gまで5,500円/個、2.1g以上は2,750円/g(税込の料金例)。細身でおよそ5,500円、10号・幅3〜4mm程度でおよそ8,000円前後の案内/追加カスタム:K18ゴールドコーティングほか1,980円〜、刻印1,100円〜、誕生石セット5,500円〜、モチーフチャームセット1,980円〜/開催枠:土日祝11:00・13:00・15:00・17:00/平日(月・木・金)13:00・15:00・17:00。予約ページの日付の一覧は11月30日まで

銀粘土で作る方法

銀粘土のメーカー(相田化学工業)は、アートクレイシルバーを純銀の微粉末と水とバインダー(結合剤)が混ざった粘土状の素材と説明し、焼くと純度99.96%の純銀になると案内しています(アートクレイシルバーとは)。同社のよくある質問では、焼いたときの縮みを長さで8〜9%、ガスコンロで焼く場合は強火で5分以上とし、芯材(中子材)や金具(SV925)と組み合わせた作品は電気炉(650℃で30分)で焼くと書いています(よくある質問(焼成))。

縮む分を見込んで大きめに作る必要があるため、銀粘土の指輪は、教室の道具(サイズの型など)でどう調整するかを聞いておきます。

計算例(仮定の数字):焼き上がりの内周を50mmにしたい場合、長さで8〜9%縮むとすると、焼く前の内周はおよそ54.3〜54.9mmになります(50÷0.92、50÷0.91)。実際の調整のしかたは教室の案内に従ってください。

ワックスで原型を作る方法

ワックスで作った原型を型に入れ、焼いて原型を溶かし出し、できた空洞に金属を流し込む作り方は「ロストワックス鋳造」と呼ばれます(Formlabs の解説)。体験の日に原型を作った後、鋳造と磨きの工程が続くため、受け取りが体験の日と別になるかどうか、受け取りの方法(来店・郵送)を予約の前に確かめます。

サイズはいつ・どう決めるか

  1. 当日に測れるか:a.w.s は、指輪のサイズを工房で測れると案内しています(よくある質問)。自分で測っていく必要があるかを確かめます。
  2. サイズで料金が変わるか:a.w.s は号数の範囲ごとに価格が変わり、LIBERTAS TOKYO のシルバーは重さで料金が決まります(料金例:2.0gまでは1個5,500円、2.1g以上は1gあたり2,750円)。太い・大きいサイズほど料金が上がることがあります。
  3. 後でサイズが変わったら:a.w.s は、子どもの成長などでサイズが変わった場合に、着ける指を変えたり、ペンダントにしたりする使い方を案内しています。よくある質問(1ページ目)には、お客様専用のサイトで「再制作」を受け付けるとの案内がありますが、サイズ直しの記載はありませんでした。サイズを変えられるか、その料金は、選ぶデザインごとに工房へ確かめます。
  4. 相手のサイズが分からない(贈り物):本人が来られない場合に、どの方法で号数を決めればよいか、作った後に交換できるかを予約の前に問い合わせます。

当日に持ち帰れないことがあるオプション

a.w.s のダイヤ・誕生石のセッティングは完成まで約3週間で郵送、LIBERTAS TOKYO は一部のカスタムが当日持ち帰りの対象外です(いずれも体験のページの記載)。記念日に間に合わせたいときは、オプションを選ぶ前に受け取りの日を確かめます。

素材の選び方

  • シルバー・真鍮から選べる体験:料金の決まり方が素材で違うことがあります(LIBERTAS TOKYO は真鍮が幅、シルバーが重さで料金が決まる料金例)。
  • 銀粘土:焼き上がりは純銀(メーカーの説明)。指輪の素材としてのシルバー925(純度92.5%の銀)とは別のものです。

素材ごとの変色や手入れは、作った工房の案内を確かめてください。

次にすること

参考にした資料